ロータス情報
1947年にコーリン・チャップマンによって設立された英国のスポーツカーメーカー。創業当初は大衆車のパーツを流用してスポーツカーを製作し、好事家に販売して利益を得ていた。得意とするのはエランやヨーロッパのようなライトウェイトスポーツカー。本業はあくまでもF1やインディカーなどのレーシング・コンストラクターであり、市販車ビジネスはその資金稼ぎのためであったが、チャップマンの死後にモータースポーツ部門は分社化された(その後チームは消滅)。近年では再びモータースポーツにも積極的に関与している。
ロータス代表車種
ロータスはエスプリのようなスーパースポーツを製造・販売した経験もあるが、その本分はあくまでもライトウェイトスポーツカーにある。チャップマンが存命中の時代の代表車種は、アマチュアレーサーがサーキットまで自走してレースを楽しむためのセブン、ロン・ヒックマンらが手掛けたエランやヨーロッパなど。近年では軽量ミッドシップのエリーゼやエキシージが代表車種となる。なお、57年に登場したセブンは、1973年にケータハム社に製造・販売権が移管されて独自進化。スーパーセブンとして現在でも購入が可能。